シンポジウム「多摩ニュータウン地域のエネルギー循環の未来」のご案内

2011年3月の東日本大地震と原発事故、その後の計画停電といった経験から、従来は「エネルギー消費地」であった都市部でも、災害時に強い電力供給のあり方や、再生可能エネルギーを主とする「地産地消のエネルギー循環」の可能性についての関心が高まってきました。地域的条件を共有する多摩ニュータウン4市(多摩、八王子、稲城、町田)では、エネルギー循環の実現に向けて、どのような取り組みや市民参加が可能でしょうか。太陽光発電の専門家から話をうかがうとともに、都市計画・環境政策・エネルギー利用の観点から識者や関係者が行う討論を通じて、市民がともに考えるシンポジウムを開催します。

【開催概要】
シンポジウム「多摩ニュータウン地域のエネルギー循環の未来」

日時:2012年12月1日(土)14:00~16:30(開場13:30)
会場:JTBフォレスタ(東京都多摩市永山2-1ー7 京王線・小田急線永山駅より徒歩3分 TEL:042-339-9500)

・報告:「多摩市循環型エネルギー 事業化の進捗状況について」
-環境省平成24年度委託事業に決定、事業会社の設立など-
山川陽一 一般社団法人多摩市循環型エネルギー協議会理事

・基調講演:「あふれる光をエネルギーに!」
一般社団法人 日本太陽エネルギー学会会長 荒川裕則(東京理科大学工学部教授)

・パネルディスカッション
テーマ: 多摩ニュータウン地域の再生可能エネルギーの活用について
パネリスト:須永修通(首都大学東京・大学院教授・工学博士)、吉岡剛(環境エネルギー政策研究所(ISEP)・環境学博士)、高橋真樹(ノンフィクションライター)

資料代:300円(学生200円)

主催:一般社団法人多摩市循環型エネルギー協議会
共催:一般社団法人日本太陽エネルギー学会
後援:多摩市・八王子市・稲城市・町田市・一般社団法人団地再生支援協会

 

【報告】環境省委託業務に採択されました

このたび、多摩エネ協が推進する事業が、環境省「平成24年度・地域主導型再生可能エネルギー事業化検討委託業務」に採択されました。

昨年からはじまったこの制度は、国の支援の下、地域主導型再生可能エネルギーのモデル事業を育成し、地域住民等が参画できる再生可能エネルギーの全国的拡大に役立てることを目的としています。

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季刊「ソーラーシステム」にインタビュー記事が掲載されました

(株)ソーラーシステム研究所が発行する季刊「ソーラーシステム」の129号に、以下の記事が掲載されました。

インタビュー:多摩ニュータウンで自然エネルギーの地産地消ビジネスへ
建物の屋上と人材はニュータウンの資産
持続可能な“非営利”ビジネスモデルをつくる
――多摩市循環型エネルギー協議会――

ソーラーシステムNo.129インタビュー(PDFファイル)

「こがねいコンパス」に多摩エネ協の取り組みが紹介されました

小金井市の市政に関するニュースを中心に報じるインターネット新聞「こがねいコンパス」に、『第4の革命』上映会の模様と多摩エネ協のこれまでの取り組みが紹介されました。加藤春恵子さんが連載しているコラム「もう一つの日本 Alternative Japan」の第5回、「続・東京のエネルギーシフト 多摩市では今」。

7月29日の日曜日、モノレールで多摩市永山に出かけた。

前回ご紹介した世田谷と並んで、最近、東京で地域エネルギーシフトのプロジェクトの旗を掲げ、5月11日の多摩市循環型エネルギー協議会の発足を機に、新聞各紙に「団地屋上で太陽光発電」「市民ら事業化 太陽光発電目指す」などの見出しのもとに取り上げられた多摩市。
そこで学んだことをお伝えしたい。

『第4の革命』上映会

この日永山駅前のモダンな公民館のホールで行われたのは、午前と午後に行われたドキュメンタリー映画「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」の上映会と、それに続く写真家でノンフィクション作家の桃井和馬氏のトーク。「エネルギーシフトをすすめる多摩の会」(略称:エネシフ多摩)と「多摩市循環型エネルギー協議会」(略称:多摩エネ協)の共催だ。 ……続きを読む

 

多摩で自然エネルギーの普及を目指す市民参加の取り組みです。