8/22開催 多摩市気候非常事態宣言記念オンライン講演会のご案内

822告知最終

※7/22更新:申込受付を開始しました。
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『気候危機への取組みとコロナ禍からのグリーン・リカバリー』

講師:浜中裕徳氏(公益財団法人 地球環境戦略研究機関[IGES]特別研究顧問)

私たちはかつて体験したことのない災害の時代に突入してしまいました。連日の猛暑や豪雨に代表される極端な気象、新たな感染症の脅威は、これまでの人間社会が行なってきたことの結果であり、これからどのような社会に向かっていくのかが、問われています。

2015年のパリ協定の目標「産業革命前からの地球の気温上昇を2℃未満に抑え、1.5℃未満に押さえる努力をする」 というミッションを達成するためのステップとして、パリ協定の下各国が国連に提出した2025年(または2030年)排出削減目標を達成したとしても、今世紀末には世界の気温は3℃上昇してしまうと国連は警告しています。

エネルギーの大消費地である東京で、初の気候非常事態宣言を市議会と共同宣言した多摩市。この宣言を共有し、気候危機対策を進めていくために、地球温暖化問題に30年余にわたって取り組んでこられた浜中裕徳氏にご講演をお願いしました。

この混迷したコロナ禍から、気候変動を抑えながら「より良い回復」に向かうには? そして自治体や私たちは何をするべきか、脱炭素型ライフスタイルとは? などについてわかりやすくお話いただきます。どなたでもふるってご参加ください。

※グリーンリカバリー:コロナ禍で停滞した社会を気候変動を抑えながら、持続可能性をもって回復する。

【日時】2020年8月22日(土)14:00~16:00
【開催方法】 ZOOMによるウェブセミナー(ウェビナー)
【定員】 200名
【参加費】無料

【プログラム】
・阿部裕行多摩市長,藤原まさのり多摩市議会議長よりメッセージ
・浜中裕徳氏講演(前編)
・多摩市環境部地球温暖化対策担当 市ノ瀬聡課長より
「多摩市気候非常事態宣言」について
・浜中裕徳氏講演(後編)
・教育者・若い世代からの発言
棚橋 乾さん
(多摩市立連光寺小学校長・東京都小中学校環境教育研究会長)
高橋 豪哉さん(桜美林大学 リベラルアーツ学群4年)
桝居 奏さん (恵泉女学園大学 人間社会学科4年)

【主催】一般社団法人 多摩循環型エネルギー協会
【後援】多摩市
【協力】恵泉女学園大学多摩市若者会議

【参加申込】
以下のリンク先から必須情報などをご記入の上お申し込みください。
多摩市気候非常事態宣言記念オンライン講演会 申し込み

【申込締切】8月22日(土)10:00 (ただし定員になりしだい締切)

◎浜中裕徳氏プロフィール
環境省地球環境審議官当時に京都議定書とその実施ルールに関する政府間交渉や同議定書を実施するための国家政策の作成に尽力。慶應義塾大学環境情報学部教授、公益財団法人地球環境戦略研究機関理事長などを歴任し現職。一般社団法人イクレイ日本理事長を兼職。

◎多摩市気候非常事態宣言
東京都初の気候非常事態宣言。市と市議会の共同による宣言は全国初。6月25日に署名。
気候非常事態宣言を共同で表明しました(多摩市)