カテゴリー別アーカイブ: 参考情報

「たまサンサン助成金」の募集が始まりました

2014年、自然エネルギー普及を目的として、多摩市公共施設の屋根に市民出資(たまでん債2014)等により、太陽光発電設備が設置されました。これは環境省の委託事業である「地域主導型再生可能エネルギー事業化検討協議会」の中で、公共施設の抽出を行い決定してきたもので、設備の設置は多摩電力合同会社が担い、設置費用は市民による出資と地域金融機関の融資によって賄われました。

 

市民出資では、たまでん債2014を発行し、出資者は初年度の配当の1/2を寄付し地域貢献に使うことを条件に募集しました。ここに、出資者から贈られた寄付金を助成金として、多摩市の環境の向上や意義ある活動に助成します。
(中略)
概要
• 助成対象:広く多摩市の環境の向上や、意義あると認められる事業
• 応募締切り:2016年3月11日(金)
• 助成対象期間:2016年4月1日~9月30日
• 助成金額:20万円(1,2件)

(以上、「たまサンサン助成金」特設サイトより)

リンク先をご覧のうえ、ふるってご応募ください。

たまサンサン助成金のご案内

地域ふれあいフォーラムに出展します

例年せいせきヴィータで開催されている「地域ふれあいフォーラム」。多摩エネ協は昨年に引き続き、ブースの出展で参加します。

日時:1月25日(日曜日) 10時~17時
場所:聖蹟桜ヶ丘駅前ヴィータ・コミューネ7階ほか

多摩エネ協は、『“地球ワット”で発電だ!』をテーマに、各種の発電グッズ体験と森のシンガーソングライター証さんの「地球ワット」(エコジャパンカップ2014 カルチャー部門エコミュージックでグランプリ受賞!)をお聞かせします。7階のブースにおいでくださいね。

イベント全体の概要は↓から
第10回地域ふれあいフォーラムTAMA

円卓会議第2回終了報告と、第3回のご案内

第 3 回  マンションのエネルギーを考える
日 時:2014 年 12 月 10 日(水)
14:00 ~ 16:30(開場 13:45)
会 場:Winプラザ多摩センター 多摩信用金庫多摩センター支店
多摩市落合 1-43 京王プラザホテル多摩3階(多摩センター駅下車南口徒歩3分)

ゲスト:三菱地所レジデンス 商品開発室長  唐澤眞二さん
一括受電+太陽光システムで、新築・既存マンションの電気代が安くなる solco(ソレッコ)シリーズを展開中。グッドデザイン賞受賞。導入物件 48 件(2010 ~ 2013 年度)。
ダイヤパレスライブシティ船橋 管理組合理事長 石渡憲治さん
大規模マンション(312 戸)に 150kW の太陽光発電システムを導入。 蓄電池と LED で共用部分の電気代の削減と非常用電源を確保し、非常時の避難場所としての機能を強化しました。
続きを読む 円卓会議第2回終了報告と、第3回のご案内

桃井和馬の視点 第1回「エネルギーを考えることは、生き方を考えること」

私が多摩で住みはじめたのは20年ほど前。最初は賃貸のアパートで生活していましたが、都心からも近く、自然と多摩に定住したいと思うようになり、12年前に一軒家を購入しました。

家を買う。それはどのように生きたいかの表明だということを、いくつもの家を見学する中で感じる様になりました。購入の前には、千葉などにも足を伸ばし、物件を見て回りました。また多摩市の中でも、様々な場所でマンションから一軒家をチェックしてまわったのです。私にとって重要な購入要因は、「都心との関係」「コミュニティーの有りよう」「買い物の利便性」「学校や教育施設の有無」などでした。それらを加味した上で、最終的に今の場所に出ていた物件を購入したわけです。

私たち「エネ協」はエネルギーを考えるために発足した組織です。しかし最近「エネルギー問題だけを考えるだけでは十分でない」と感じるようになっています。エネルギーと一言でいっても、原発で作られたものなのか? 化石燃料から作られているものなのか? 自然の力を利用して作られたものなのか? など多様です。

それだけではありません。どれくらいエネルギーを使う生活をしているのか? したいのか? 逆にいえば、どれくらいの不便さであれば耐えられるのか? などの総合判断が求められるわけです。エネルギーを考えることとは、つまり「生き方」を考えることに他ならないのです。

これまで私たちはエネルギーに特化したプロジェクトを展開してきました。焦点を定め、ブレないことで、時代に即応したプロジェクトをスピードを持って展開するためにも、この基本姿勢は大切でしょう。けれども、そろそろ次のステップに移行しても良い時期なのかもしれません。

私たちは何のために、どれだけのエネルギーを必要としているのか? つまり、私たちはどのようにこの社会で生きていきたいかを、「エネ協」を通して考えるプロジェクトです。

桃井和馬