「ソーラー台帳報告会」開催しました

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2021年12月18日、多摩エネ協は永山公民館にて、「多摩市消費生活フォーラム&エコ・フェスタ2021」内の自主企画イベントとして「多摩の青空からエネルギー! ソーラー台帳報告会」を開催しました。多摩エネ協の秋元孝夫理事、恵泉女学園大学の松本千佳さん、多摩市環境部環境政策課地球温暖化対策担当課長の市ノ瀬聡さんが登壇し、講師・スタッフを含め30名が参加しました。

当協会の秋元理事は、多摩市内の建物の屋根における太陽エネルギー状況調査の概要と結果について発表。それによると、太陽光パネルは1120棟7,275kW相当、太陽熱温水器は118棟637枚が確認されました。太陽光発電の可能性について東京都の調査、多摩市の情報などと比較し、「多摩ニュータウン」地域の再生可能エネルギーの可能性について言及しました。

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恵泉大の松本さんは、調査に協力した意義や成果について報告し、学生が関わることの重要性なども語ってくれました。

多摩市環境部の市ノ瀬課長は、温暖化対策を中心に多摩市の環境政策について概説しました。清掃工場の市への売電についても言及し、2022年4月より公共施設の電気は100%再エネになる予定とのこと。

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また、多摩エネ協と恵泉大学生が共同で行ったソーラー台帳プロジェクトについては、「市が把握している約4.4倍、出力7,275kW分の太陽光パネルの存在が確認され、市の補助制度を利用していない家庭や企業の屋根にも、合わせるとメガソーラー級の太陽光パネルが搭載されていることが分かった」と評価しました(参考:多摩市HP 環境表彰 地球環境ソーラー台帳プロジェクトに対して)。

なお、多摩エネ協のFacebookページにも、当日の写真を多く掲載しました。よろしければご覧ください。