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活動報告:多摩市気候非常事態宣言記念シンポジウム

IMG_7338「2050年CO2排出実質ゼロに向けて さぁ私たちは何をする?!」

この企画は、今年6月に多摩市と多摩市議会が共同で多摩市気候非常事態宣言をしたことを広く知らせ、この宣言に盛り込まれた、地球温暖化対策、資源の有効活用、使い捨てプラスチックの削減、生物多様性、水と緑の保全について、それぞれの担当課から取り組みの現状や課題、今後について報告していただき、参加者と共に考える趣旨で開催したものです。

また市議会からは、この宣言に至るまでをお話ししていただきました。

環境部の全課からの報告をまとまって聞く機会が持てたことで、参加者からは多くの要望が出され、宣言を前に進めるための市民参加の第一歩となりました。

登壇者(発表順):
・地球温暖化対策担当課長 市ノ瀬聡さん
・ごみ対策課課長 薄井誠嗣さん
・環境部部長 鈴木隆史さん
(環境政策課課長 佐藤彰洋さんご欠席のため代行)
・公園緑地課課長 長谷川哲哉さん
・多摩市議会生活環境常任委員会委員長 岩永ひさかさん

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お得な「たまでんの電気」に切り替えて、エネルギー地産地消に貢献!

野菜クーポン アイキャッチ

地産地消のでんき「たまでんメニュー」へ
自宅のでんきを切り替えませんか?

多摩エネ協を母体とする地域密着の市民電力「多摩電力」は、多摩市内を中心に公共施設などの屋根を借りて13カ所の太陽光発電施設を設置し、日々管理運営をしています。多摩エネ協は、多摩電力が発電した電気を購入できる仕組みを考え、地域にこだわり「スローエナジー」を提唱するエネックス(本社:東京都東村山市)から「たまでんメニュー」としてでんきが購入できるようにしました。

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13カ所の屋根から生み出す電力量は180世帯分に相当するので、購入できる件数は180世帯までの制限付きですが、自宅のでんきを切り替えることで、地元で発電したでんきの地産地消が実現します。

再生可能エネルギーの推進。それは個人でできる一番簡単な地球温暖化対策であり、そして、顔の見えるでんきを選んで使うことは地域貢献にもなるのです!

多摩エネ協は10周年を記念して、CO2削減にもなる「たまでんメニュー」へのでんきの切り換えを促進するために “「地元のでんきを使おう! 地元の野菜を食べよう!」地産地消キャンペーン”を始めます。ささやかですが、2000円分の地元野菜応援クーポンを用意しました。クーポンはグリナード永山1階の多摩市&長野県富士見町 共同アンテナショップ「ポンテ」でお使いいただけます。

たまでんメニューへの切り替えは簡単です。申込みフォームに記入し送信するだけ。エネックスから連絡が届き、手続きが完了。めざせ、180世帯! あなたもぜひ仲間になってください。

申し込みフォームはこちら(エネックスのサイト内)

 

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たまでんの電気が買えるようになりました!
(2019年秋より)

小規模・地域分散・ネットワーク型のエネルギー循環型社会を目指し、2012 年に多摩エネ協を立ち上げました。

そして多摩エネ協が母体となり多摩電力合同会社(たまでん)を設立、公共施設を中心に 13 か所約 600kW の発電設備を設置し運営しています。

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この地域で生み出した電気を、地域で使えるよう検討を重ねてきましたが、この度エネックス株式会社(本社:東京都東村山市)に多摩電力が発電した電気を全量売電し、エネックスから多摩電力の電気を購入できるシステム「たまでんメニュー」ができました!

さぁ、気持ちのいい「地産地消の電気」に切り替えませんか? 多摩エネ協が仲介をします。

※2022年3月23日更新 料金表を消費税10%のものに差し替えました。

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☆たまでんメニューに切り替えた方々のコメント紹介

八王子市南大沢 Aさん
電力の自由化は知っていましたが、なんとなくそのままになっていたところ、多摩電力という地域の発電を使えることを知って、切り替えました。原発事故を起こした東京電力と縁を切って、気持ちよく電気を使えています。妻も喜んでいます。

多摩市豊ヶ丘 Nさん
手続きが難しいのではと思っていましたが、意外と簡単で、書類の記入など苦手な私でもすぐにできました。8月13日に切り替え完了で地産地消の電気がきていますが、今まで通り普通に使えて安心しています。

多摩市諏訪 Eさん
キモチイイ~!電灯を点けたり、電気製品を使ったりと、生活は今まで通りですが、気分が違います。また、我が家は節電している方だけど、たまでんメニューは少ない使用量でも1キロワット1 円の割引があって、うれしいですね。

多摩市関戸 Kさん
地産地消の電気、待ってました!これを機に多摩エネ協の会員になって電気を切り替えたところです。電線に入ってしまえば、川の流 れと一緒 で、たまでんの電気とはいっても、あくまでみなしだそうですが、気分が違いますね。

浜中裕徳氏オンライン講演会が終了:動画と資料を掲載しました

118084315_1443667812487638_5726938911965355290_n多摩エネ協は8月22日、地球環境戦略研究機関(IGES)の浜中裕徳氏をお招きし、多摩市気候非常事態宣言記念オンライン講演会『気候危機への取組みとコロナ禍からのグリーン・リカバリー』を開催しました。

浜中氏からは前後編あわせて1時間以上にわたってご講演いただいたほか、多摩市からは浦野卓男副市長と藤原まさのり市議会議長よりメッセージを、また市ノ瀬聡課長より多摩市気候非常事態宣言についての説明をいただきました。さらに、多摩市立連光寺小学校の棚橋乾校長、桜美林大学の高橋豪哉さん、恵泉女学園大学の桝居奏さんにも発言していただき、盛りだくさんのプログラムでした。

当日ライブ配信された映像のアーカイブ動画を公開します。

また、浜中氏とIGESのご厚意により、当日の講演で使用された資料のPDF版を当サイトでも掲載させていただけることになりました(近日中にIGESのサイトでも公開される予定です)。以下のサムネイル画像をクリックしてブラウザ上で閲覧するか、右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」してからPDFリーダーなどでご覧ください。

hamanaka.ppt
多摩エネ協_オンライン講演会Final_2020_8_22(著作者:浜中裕徳氏).pdf

117908392_1443668105820942_4611282454582198618_nなお、当日のメイン会場となった「未知カフェ」での配信の模様などを収めた写真30点以上を、多摩エネ協のFacebookページに投稿しました。よろしければこちらも合わせてお楽しみください。
https://www.facebook.com/tamaenekyo/posts/1443668635820889

最後になりますが、浜中氏をはじめパネリストの皆様、後援の多摩市、協力の恵泉女学園大学、多摩市若者会議にお礼を申し上げます。

会報『そらしど vol.7~望の号~』発行しました

多摩エネ協の会報『そらしど』の最新号を5月に制作し、総会案内等と一緒に会員の皆様に郵送しました。

なお、今号より印刷版の発行に合わせ、当サイトでもPDF版を公開することにしましたので、関心のある方はぜひご覧ください。

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『そらしど vol.7~望の号~』(PDF)

【目次】
・桃井和馬の視点
・2019年度活動報告
・電気も地産地消に!
・レポート 気候危機をどう生きる